4.小田原府内の二宮尊徳ゆかりの地を訪ねる    
   JR小田原駅西口    
   


北條早雲公像
  
   北條早雲公像
   小田原西口のロータリに銅像があります。勇ましく、馬に跨り軍扇を振るっている『早雲公』。脇下には角に松明を着けた牛のモチーフです。
   この像は、北條早雲が小田原を攻めた時の『火牛の計』の話を基に小田原市内の有志家達が中心になり建立したものです。
 
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   服部十郎兵衛屋敷跡    
   
服部十郎兵衛屋敷跡
 
  小田原藩の家老(1200石)で、屋敷面積は2000坪といわれています。
   尊徳が25~27歳(文化8~10)の 3年間、若党として仕えました。
  この時借金で苦しむ使用人を組織して「五常講」を作り、節約の仕方・資金の造りの方法・信頼関係の中でのお金の貸借等を指導しています。
   成人した二宮尊徳の仕法がこの家から始まったといってよいとおもいます。

服部家屋敷跡
現在の服部家跡付近ですが、東海道の小峯隧道の真上付近から競輪場入場口付近辺りと言われています。
 
 
服部家屋敷跡
     
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   報徳博物館(元、近藤外記屋敷跡)    
   
報徳博物館(元、近藤外記屋敷跡)

 この場所は、近藤外記(家老800石)で、書物好きな藩士の屋敷があり、尊徳は書物を借りて読んだといわれています。報徳博物館はこうした由縁でこの地に建設されました。
 尊徳の事跡や報徳運動についてテーマ別に判り易く展示をしています。
 
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   報徳二宮神社    
   
報徳二宮神社

   二宮尊徳翁を祭神として、生誕地の小田原の地に明治27年(1894)4月に創建されました。
   この神社本殿の「礎石」について、当時の二宮尊徳が行動を起こした内容など、ガイドが説明をしてくれます。



二宮尊徳像
    二宮尊徳は、現在の小田原市栢山で生まれました。早くに両親を亡くした尊徳は、叔父のもとで暮す中でで、節約・倹約の精神を学びとり、20歳で独立して、家を再興 しました。
   尊徳は生涯を通して実践主義を貫き、農業・経済・土木 など広い分野で指導力を発揮し、六百余ケ所の町や村を復興させました。
 
 
 二宮尊徳像
     
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   藩校 「集成館」跡    
   
藩校 「集成館」跡

 現在は、三の丸小学校になっていますが、大久保忠真時代には、藩校として、現在の総合大学規模の学科を教えていました。
 「国学」を初めとして、「武術は全般」「医学」までもが教科に入っていました。
 
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   誓願寺    
   
誓願寺 山門

湘王山 誓願寺 (浄土宗)
  大正12年の関東大震災により本堂・庫裏が焼失しましたが、隣接する寺、「三乗寺」と合併して、その名を「湘南王山 三乗院誓願寺」として改称されました。
 二宮尊徳翁との関係のある方のお墓があります。

  室町時代後期の創建で、北条氏や後に治めた大久保氏の庇護を受けて本堂・薬師堂・閻魔堂・地蔵堂と四方には山門を配した、大伽藍を備えていました。その規模は、現在の小田原郵便局の東側から現在の寺の辺りまでが門前町として賑わいを呈していたといわれています。
 
 山崎金五衛門の墓
  二宮尊徳の門人は多数いますが特に、治水・灌漑・開墾などの分野で農村の開発に業績を残した方です。
 武道家でもあり、幕末の頃には 門人数百人に達したといわれています。
   



湘王山 誓願寺 (浄土宗) 
 
山崎金五衛門の墓

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   蓮上院    
   

蓮上院 山門

 
蓮上院 (東寺眞言宗)
  創建は1254年、当時、古儀眞言宗の寺院で、聖智院と言われていました。1480年ころ、その名を「華木山満願寺 蓮上院」と改称されました。
 
 戦国時代の北条氏の総構え、土塁の一部が残っています。
 また、二宮尊徳翁との関係のある方のお墓があります。

  
 



 豊田正作の墓
  豊田正作は江戸生まれで、父は小田原藩の下級武士でした。37歳のときに、二宮金次郎が立て直しに取り組んでいた桜町(現・栃木県真岡市)に赴任したが、意見が合わず対立しました。その後、報徳仕法の真髄を理解し、42歳から52歳まで金次郎を支え行動をともにしました。
   


豊田正作墓地  



豊田正作の墓
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   小田原駅 二宮金次郎像    
   
小田原駅 二宮金次郎像

 現在の小田原駅は、二宮尊徳の時代は、「新蔵・揚土」と呼ばれていました。
 西側の山尾根が甲州街道付近まで降りた地形で、新蔵には藩の穀物蔵があり、駅舎付近は、「御稗庫」がありました。
 そんな場所に、幼少の頃の金次郎像が建てられています。
 金次郎像の前で大人になった尊徳の話しを聞くのも、よいものです。

 ところで、本を読んでいますが何の本でしょうか?
 
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